AOKI HARUKA

BRUNCH


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work-face

made to persuade
2019

STORY

"made to persuade"というロンドン芸術大学での課題のひとつ。
何かを勧める、説得させる作品として、ブランディングデザインを絡めた課題となっている。

あなたが人に説きたいことは何かと言われ、「KAISHI」の作品を思い出した。
KAISHIを制作して以来、ユーザーに想像力を持って道具を使ってほしい、これがわたしの制作の中心となる考え方になった。
また、住む国や地域に関係なく、わたしと同じように、便利さによってあまり考えずに物を買ったりしていることに
危機感やフラストレーションを抱えている人は多いのではないかと考えた。

そこで、世界でいちばん便利な道具として「枝(BRUNCH)」を販売するポップアップストアを模した展示を行うことにした。
この展示では、物の便利さと価値について考えてもらう。

ブランディングデザインとして、展示台やパッケージも制作した。
枝に関しては、初めは木工室へ行き、棒状の木材で加工を試みたがうまくいかず、
最終的には公園に赴き、枝らしい形のしている本物の枝を探すことにした。
洗浄・乾燥させて皮を剥ぎ、やすり、筆箱に入るくらいの大きさで5つ加工した。

当日は、オープンキャンパスの一環としての展示で、親子連れも多く国籍もバラバラであった。

観に来てくれた人にはまず「BRUNCH」のプレゼンを行い、枝がいかに多用途であり便利かを説く。
その後に、自分ならどんな使い方をするか尋ねて、考え、書いてもらった。
いろいろありそうで案外、思いつかなくて頭をフルに使ってくれている人が多く、試みどおりの反応が返ってきて面白い。
また、「自分の小さい頃は少ないおもちゃで想像力を働かせて遊んだものなのに、今はいろんなおもちゃがあって驚く」と話してくれた親御さんもいた。
最後には、ハンドラベラーで自分ならいくらの値段をつけるか設定し、値札を貼ってもらう。
用途をすぐに思いつかなかった人も、枝に高値をつける人が多く、興味深い。
また、値段はつけられない、それくらいの価値があるという意見もあった。 さらに、手持ちの£3で実際に購入してくれた人もいた。

"made to persuade"というロンドン芸術大学での課題のひとつ。
何かを勧める、説得させる作品として、ブランディングデザインを絡めた課題となっている。

あなたが人に説きたいことは何かと言われ、「KAISHI」の作品を思い出した。
KAISHIを制作して以来、ユーザーに想像力を持って道具を使ってほしい、これがわたしの制作の中心となる考え方になった。
また、住む国や地域に関係なく、わたしと同じように、便利さによってあまり考えずに物を買ったりしていることに
危機感やフラストレーションを抱えている人は多いのではないかと考えた。

そこで、世界でいちばん便利な道具として「枝(BRUNCH)」を販売するポップアップストアを模した展示を行うことにした。
この展示では、物の便利さと価値について考えてもらう。

ブランディングデザインとして、展示台やパッケージも制作した。
枝に関しては、初めは木工室へ行き、棒状の木材で加工を試みたがうまくいかず、
最終的には公園に赴き、枝らしい形のしている本物の枝を探すことにした。
洗浄・乾燥させて皮を剥ぎ、やすり、筆箱に入るくらいの大きさで5つ加工した。

当日は、オープンキャンパスの一環としての展示で、親子連れも多く国籍もバラバラであった。

観に来てくれた人にはまず「BRUNCH」のプレゼンを行い、枝がいかに多用途であり便利かを説く。
その後に、自分ならどんな使い方をするか尋ねて、考え、書いてもらった。
いろいろありそうで案外、思いつかなくて頭をフルに使ってくれている人が多く、試みどおりの反応が返ってきて面白い。
また、「自分の小さい頃は少ないおもちゃで想像力を働かせて遊んだものなのに、今はいろんなおもちゃがあって驚く」と話してくれた親御さんもいた。
最後には、ハンドラベラーで自分ならいくらの値段をつけるか設定し、値札を貼ってもらう。
用途をすぐに思いつかなかった人も、枝に高値をつける人が多く、興味深い。
また、値段はつけられない、それくらいの価値があるという意見もあった。 さらに、手持ちの£3で実際に購入してくれた人もいた。

PROCESS

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