AOKI HARUKA

SPONGY
TYPEFACE


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work-face

modular typeface
2020

STORY

ロンドン芸術大学での作品。
"modular typeface"とは、ある規則性のもと制作された幾何学的なフォントのことを言う。
それぞれのアルファベットに、一貫して繰り返される図形やあるひとかたまりの構成があり、グリッドをベースにしているものが主流だ。
テオ・ファン・ドゥースブルフ(Theo van Doesburg)がモダンで未来的なフォント、"Architype Van Doesburg"を制作した1919年以降、デザイナーはフォントの可読性やフォームの可能性を追求し続けてきた。

このプロジェクトでは、電光掲示板に使われるような機械的なフォントから実験的なものまで、
幅広い解釈でmodular typefaceを制作するよう課題が出された。
また事前の課題では、フォント制作にまつわる「セリフ」や「エックスハイト」など、
12の項目を共通のオブジェクトを使い表現し、ひとつの紙にまとめるよう言われていた。
先生からは、カッターマットの緑とグリッド線が工業的で、今回扱う幾何学的なフォント制作の背景として良いアクセントになっていることを褒めてもらった。

初日は、3つのアルファベットが書かれたあるフォントの紙が配られ、規則性を見出して他のアルファベットの形を予測したりして、
modular typefaceを制作する上での規則性の重要性や面白さなどを学んだ。
次の日には、あらゆるオブジェクトを10個持ってくるように言われ、それぞれの形の特徴を捉えるようにスケッチした。
また、その中からいくつかピックアップして、アルファベットのAを作り、どのオブジェクトでmodular typefaceを制作するか決めていく。

わたしは長方形のスポンジひとつでいかにアルファベット50字を作るか、試しているのが楽しく、スポンジに挑戦することにした。
提出物としては、アルファベット表のポスター2種とそれに関連した作品(映像やオブジェクト)をひとつ制作することとなっていた。
そこで、スポンジのテクスチャや弾みをわかりやすく伝えるGIFアニメを制作した。

ロンドン芸術大学での作品。
"modular typeface"とは、ある規則性のもと制作された幾何学的なフォントのことを言う。
それぞれのアルファベットに、一貫して繰り返される図形やあるひとかたまりの構成があり、グリッドをベースにしているものが主流だ。
テオ・ファン・ドゥースブルフ(Theo van Doesburg)がモダンで未来的なフォント、"Architype Van Doesburg"を制作した1919年以降、デザイナーはフォントの可読性やフォームの可能性を追求し続けてきた。

このプロジェクトでは、電光掲示板に使われるような機械的なフォントから実験的なものまで、
幅広い解釈でmodular typefaceを制作するよう課題が出された。
また事前の課題では、フォント制作にまつわる「セリフ」や「エックスハイト」など、
12の項目を共通のオブジェクトを使い表現し、ひとつの紙にまとめるよう言われていた。
先生からは、カッターマットの緑とグリッド線が工業的で、今回扱う幾何学的なフォント制作の背景として良いアクセントになっていることを褒めてもらった。

初日は、3つのアルファベットが書かれたあるフォントの紙が配られ、規則性を見出して他のアルファベットの形を予測したりして、
modular typefaceを制作する上での規則性の重要性や面白さなどを学んだ。
次の日には、あらゆるオブジェクトを10個持ってくるように言われ、それぞれの形の特徴を捉えるようにスケッチした。
また、その中からいくつかピックアップして、アルファベットのAを作り、どのオブジェクトでmodular typefaceを制作するか決めていく。

わたしは長方形のスポンジひとつでいかにアルファベット50字を作るか、試しているのが楽しく、スポンジに挑戦することにした。
提出物としては、アルファベット表のポスター2種とそれに関連した作品(映像やオブジェクト)をひとつ制作することとなっていた。
そこで、スポンジのテクスチャや弾みをわかりやすく伝えるGIFアニメを制作した。

PROCESS

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